ポイ活は本当に得なのか?僕が1年間ガチで試した結果と収支の全記録

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ポイ活は本当に得なのか?僕が1年間ガチで試した結果と収支の全記録

こんにちは、鈴木ひろしです。

突然ですが、皆さんは「ポイ活」をしていますか?

最近はテレビCMでもよく見かけるし、周りの友人でも「○○ポイント貯まった」なんて話をする人が増えました。

僕自身、以前からポイントサイトの存在は知っていたものの、どこか「手間がかかる割には…」という半信半疑な気持ちがあったんです。

でも、せっかくなら一度、本気で向き合ってみよう。そう思い立ち、この1年間、徹底的にポイ活と向き合ってみました。今回はその全記録、そして僕が感じた正直な感想を、具体的な数字を交えながらお話ししていこうと思います。

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ポイ活開始前の僕の心境:本当に「お得」なのか?

ポイ活を始める前、僕の頭の中にはいくつかの疑問符が浮かんでいました。

「本当に時間に見合うリターンがあるんだろうか?」

「手間ばかりかかって、結局は疲弊するだけなんじゃないか?」

SNSでは「月数万円稼いだ!」なんて声も聞くけれど、それはごく一部の、特別な人たちの話なんじゃないか、と。

僕自身、仕事もあるし、プライベートな時間も大切にしたい。だからこそ、闇雲に時間を浪費するのは避けたい。

そんな思いを抱えつつも、一方で「もしかしたら、僕の知らないお得な世界があるのかも」という好奇心もくすぐられていました。まるで、見たこともない宝の地図を手に、半信半疑で旅に出るような心境でしたね。

世間のポイ活事情:僕だけじゃない、みんなの関心

ポイ活は、もはや一部のマニアックな趣味ではありません。

MMD研究所が2024年に行った調査(MMD研究所「2024年3月 ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」)によると、ポイントを貯めている人の月間獲得ポイント中央値は約2,000円分に上るそうです。

月2,000円。年間で考えると24,000円。

ちょっとした外食費や、趣味に使える金額ですよね。意外と多くの人が、日常の中で賢くポイントを貯めているんだな、とこの数字を見て改めて感じました。

僕もこの「中央値」を一つの目標に、いや、それ以上を目指して、このポイ活の旅に乗り出すことを決意したんです。

僕の1年間ポイ活チャレンジ:年間8.7万円獲得の軌跡

さあ、いよいよ本題です。

僕がこの1年間、本気でポイ活に取り組んだ結果、最終的に獲得したポイントは合計で87,420円分でした。約8.7万円ですね。

内訳は以下の通りです。

ポイント種類 獲得ポイント(円相当) 主な活動内容
クレジットカードポイント 35,500円 日常の支払い、公共料金、高額商品の購入(家電、旅行費)
ポイントサイト経由の買い物 21,200円 ネットショッピング(楽天、Yahoo!ショッピングなど)、旅行予約
アンケートモニター 8,900円 毎日コツコツ回答
アプリゲーム・ミニゲーム 4,100円 毎日ログインボーナス、簡単なゲーム
銀行口座開設・証券口座開設 15,000円 新規開設キャンペーン利用(1回のみ)
その他(レシート撮影、ウォーキングアプリなど) 2,720円 日常のついでに
合計 87,420円

いかがでしょう?

MMD研究所の年間中央値24,000円を大きく上回る結果になりました。

「お、結構すごいじゃん」と、一見するとそう思うかもしれません。

僕自身も、通帳に記帳されたり、電子マネーにチャージされたりするポイントの残高を見るたびに、ちょっとした達成感がありました。

でも、本当に「得」だったのか。この数字の裏側には、費やした時間と労力があるんです。

時給換算で冷静に分析:ポイ活の「リアルな価値」

僕はこの1年間、獲得ポイントだけでなく、ポイ活に費やした時間も記録していました。

これが、ポイ活の「リアルな価値」を測る上で、最も重要な要素だと考えたからです。

費やした時間の内訳

  • クレジットカードポイント管理: 月1時間 × 12ヶ月 = 12時間
  • ポイントサイト経由の買い物: 購入前のサイト比較、経由手続きなどで月1.5時間 × 12ヶ月 = 18時間
  • アンケートモニター: 毎日10〜15分 × 365日 = 約91時間
  • アプリゲーム・ミニゲーム: 毎日5分 × 365日 = 約30時間
  • 銀行口座開設・証券口座開設: 1回あたり2〜3時間 × 2回 = 約5時間
  • その他(レシート撮影、ウォーキングアプリなど): 月30分 × 12ヶ月 = 6時間

これらを合計すると、なんと約162時間をポイ活に費やしていました。

1年間で162時間。

1ヶ月に換算すると約13.5時間。毎日約27分です。

もちろん、これは僕が「ガチでやった」結果なので、もっとゆるくやるなら時間は短縮できます。ただ、それだけポイント獲得額も減るでしょう。

僕のポイ活、時給換算してみたら…

さて、いよいよ時給換算です。

獲得ポイント合計:87,420円

費やした時間合計:162時間

87,420円 ÷ 162時間 ≒ 539円/時

…どうでしょう?

正直な感想を言うと、「あれ?」という感じでしたね。

最低賃金には届かないどころか、かなり低い。もちろん、座ってできる作業が多いので、肉体的な疲労は少ないかもしれません。

でも、この時間を他のことに使っていたら?

例えば、本業のスキルアップに使ったり、副業で別の収入を得たり。それこそ、もっと時給の高い副業はたくさんあります。僕が以前書いた副業で月3万円を稼ぐ現実的な方法でも紹介しているようなものを選べば、もっと効率的に稼げるはずです。

この時給換算の結果を見て、僕はポイ活に対する見方を大きく変えることになります。

効率が良いポイ活、時間の無駄になりがちなポイ活

1年間かけて様々なポイ活を実践した結果、効率が良いものと、そうでないものの区別がはっきりと見えてきました。

僕の経験から、これはやっておいて損はない、というポイ活と、個人的にはあまりおすすめしないポイ活をそれぞれご紹介します。

確実に「得」だったポイ活

1. クレジットカードポイントの最適化

これは本当に、やらない手はないです。

日常の支払いを現金からクレジットカードに切り替えるだけ。

公共料金、通信費、スーパーでの買い物など、普段必ず使うものをカード払いにすることで、自動的にポイントが貯まります。僕の場合、年間で3万5千円以上のポイントを獲得しました。これは労力対効果が最も高かったですね。

僕が考えるクレジットカード選びのポイントは、還元率だけでなく、生活スタイルに合っているかどうかが重要です。こちらの記事クレジットカード選びで失敗しない方法でも詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

2. ポイントサイト経由のネットショッピング・旅行予約

これも、普段からネットショッピングをする人には非常におすすめです。

楽天やYahoo!ショッピング、旅行サイトなどを利用する際に、間にポイントサイトを挟むだけ。ひと手間増えますが、その分のポイントが上乗せされるので、見逃せません。僕も旅行の予約や、ちょっと高額な家電購入の際に活用し、合計2万円以上のポイントになりました。

ただし、購入したいものがないのに、ポイント欲しさに買ってしまうのは本末転倒です。あくまで「普段の買い物のついで」という意識が大切。

3. 新規口座開設やサービス利用のキャンペーン

銀行口座や証券口座の新規開設、あるいは特定のサービスの初回利用などで、高額ポイントがもらえるキャンペーンは魅力的です。

僕もこの1年で、いくつかの銀行や証券会社のキャンペーンを利用し、合計15,000円分のポイントを獲得しました。

ただし、これは一度きりのものが多く、継続的な収入源にはなりません。また、口座開設には手間がかかることもありますし、不要な口座を増やしすぎると管理が煩雑になることもあります。厳選して利用するのが賢明です。

時間の無駄になりがちだと感じたポイ活

1. アンケートモニター

毎日コツコツ続ければ、確かにポイントは貯まります。

しかし、単価が低いアンケートが多く、膨大な時間を費やしても得られるポイントは限られていました。僕の場合、約91時間を費やして8,900円。時給換算すると約97円です。これは、僕の今回のポイ活の中で最も時給が低かった活動でした。

ちょっとした隙間時間でやるにはいいかもしれませんが、まとまった時間を割くのはおすすめしません。

2. アプリゲーム・ミニゲーム

ログインボーナスや簡単なミニゲームでポイントがもらえるアプリも試しました。

これもアンケートモニターと同様、単価が非常に低いです。ゲーム感覚で楽しめれば良いですが、ポイント獲得が目的だと、途中で「これ、何してるんだろう?」という虚無感に襲われます。僕の時給換算では、約136円でした。はっきり言って、時間の無駄でした。

ゲームが好きで、ついでにポイントがもらえるならいいかもしれませんが、あくまで「ついで」に留めるべきでしょう。

3. レシート撮影やウォーキングアプリ

これも、日常のついでにできるという手軽さはあります。

が、得られるポイントは微々たるもの。毎日こまめに続けても、大きなリターンは期待できません。僕もレシート撮影やウォーキングアプリを試しましたが、年間で2,720円。手間と精神的なコストを考えると、これもあまり効率的ではなかったと感じています。

あくまで、僕個人の経験に基づいた感想です。人によっては、これらの活動を楽しく続けられる場合もあるでしょう。しかし、純粋な「効率」という観点で見ると、優先順位は低いと言わざるを得ません。

ポイ活で得たポイントの税金について

ポイ活で得たポイントにも、税金がかかる場合があるのをご存知でしたか?

多くの人が見落としがちな点ですが、これは非常に重要な話です。特に高額なポイントを獲得している人は注意が必要です。

ポイントは「一時所得」扱いが原則

国税庁のサイト(国税庁「No.1900 一時所得」)によると、ポイントや景品表示法上の景品は、原則として「一時所得」に該当します。

一時所得には、年間50万円の特別控除枠があります。つまり、年間で獲得したポイントの合計が50万円を超えない限り、確定申告は不要で、税金もかからないのが一般的です。

僕の場合、年間で8.7万円でしたので、この50万円の枠には遠く及ばず、特に税金の心配はありませんでした。

しかし、「ポイントサイトで月数万円稼いだ!」というような人の中には、年間50万円を超えるケースも出てくるかもしれません。特に、高額な新規口座開設キャンペーンなどを複数利用すると、あっという間に到達する可能性もあります。

注意点:ポイントの獲得方法による違い

一口にポイントと言っても、その獲得方法によって税務上の扱いが異なる場合があります。

  • 購入金額に応じて付与されるポイント(例:クレジットカードの利用ポイント、楽天ポイントなど):
    これは実質的な値引きとみなされるため、原則として課税対象にはなりません。日常生活で貯まるほとんどのポイントはこれに該当します。

  • 特定のキャンペーンで付与されるポイント(例:新規口座開設、アンケート、ゲームなどで付与されるポイント):
    これは「経済的利益」とみなされ、一時所得として課税対象となる可能性があります。僕が獲得した8.7万円のポイントの内訳で言えば、銀行・証券口座開設の15,000円分、アンケートモニターの8,900円分、アプリゲームの4,100円分、その他(レシート撮影など)の2,720円分がこの一時所得に該当する可能性が高いです。合計で30,720円分でした。これも50万円の枠には収まっています。

もし、多額のポイントを獲得した場合は、念のため税務署や税理士に相談することをおすすめします。知らずに脱税となってしまっては、元も子もありませんからね。

ポイ活と時間投資のバランス:僕が辿り着いた結論

1年間のポイ活チャレンジを通じて、僕が最終的に辿り着いた結論は、「ポイ活は、あくまで『ついで』でやるべき。主軸にするのは危険」

僕の時給換算539円という数字は、決して魅力的なものではありませんでした。

この時間があれば、もっと有意義な活動ができたはず。

例えば、僕が以前書いた30代で老後2000万円問題と向き合って、僕が辿り着いた「月5万円」の現実解でも触れたように、将来のための資産形成に時間を充てる方が、はるかに大きなリターンが期待できます。

あるいは、一人暮らしの食費を月3万円に抑える自炊術のように、生活の質を上げつつ、支出を抑える工夫に時間を使うこともできる。

ポイ活に費やした162時間で、僕はいくつかの本を読んだり、新しいスキルを学んだり、あるいはもっと運動して健康になったりできたかもしれません。

「塵も積もれば山となる」の落とし穴

よく「塵も積もれば山となる」と言いますが、ポイ活においては、その「塵」を集める手間が、実は意外と大きなコストになっている、と実感しました。

特に、単価の低いアンケートやミニゲームなどは、まさにその典型。

少しずつ貯まっていくポイントは確かに嬉しい。でも、その喜びの裏側には、知らず知らずのうちに積み重なる「時間」という名の見えないコストがあるんです。

僕たちは、限られた時間を何に投資するか、常に意識する必要がある。

僕が今後も続けるポイ活、やめるポイ活

今回の体験を踏まえ、僕は今後のポイ活方針を明確にしました。

今後も続けるポイ活:

  • クレジットカードの日常利用: これはもう、生活の一部。意識せずにポイントが貯まるので、最も効率が良いです。
  • ポイントサイト経由のネットショッピング: 普段の買い物や旅行予約の際に、ひと手間かけるだけ。これも労力対効果が高い。

今後やめるポイ活:

  • アンケートモニター: 時間の割にリターンが少なすぎました。
  • アプリゲーム・ミニゲーム: これも同様に、時間の無駄。
  • レシート撮影やウォーキングアプリ: 些細なポイントのために、スマホを操作したり、記録を確認したりする手間が惜しいと感じました。

新規口座開設などの高額案件は、魅力的なものがあれば、その都度検討する形にするつもりです。

しかし、それはあくまで「限定的」なもの。継続的な収入源としては見込みません。

僕にとって、ポイ活は「お金を増やす手段」というよりは、「生活のちょっとしたお得感」を得るためのもの、という位置づけに変わりました。

ポイ活との健全な付き合い方

ポイ活は、使い方次第であなたの生活を少し豊かにしてくれるツールです。

しかし、そのツールに振り回されて、大切な時間を浪費してしまっては本末転倒。

僕が考える、ポイ活との健全な付き合い方は以下の3点です。

1. 目的を明確にする

何のためにポイ活をするのか。貯まったポイントで何を買いたいのか。漠然と「お得だから」という理由で始めるのではなく、具体的な目標を持つことが大切です。

例えば、「年間2万円分のポイントを貯めて、家族旅行の足しにする」「毎月1,000円分のポイントで、自分へのご褒美を買う」など。

目的がはっきりしていれば、無駄なポイ活に時間を費やすことも減るはずです。

2. 費やす時間を決める

「1日15分まで」「週に1時間まで」など、ポイ活に使う時間をあらかじめ決めておきましょう。

だらだらと続けてしまうと、あっという間に時間が溶けていきます。

特に、スマホアプリを使ったポイ活は、ついつい手が伸びてしまいがち。ストップウォッチを使うなどして、意識的に時間を管理するのも有効な方法です。

3. 自分にとっての「時給」を意識する

これは、僕が今回のチャレンジで最も重要だと感じた視点です。

どんなに少額でも、時間を費やして得たものには「コスト」がかかっています。

そのコストに見合うリターンがあるのか、常に自問自答すること。

もし、あなたのスキルや経験を活かせる副業があれば、そちらに時間を投資した方が、はるかに高いリターンが得られるかもしれません。

ポイ活はあくまで、本業や他の資産形成、自己投資の邪魔にならない範囲で、無理なく続けるのが一番です。

今回の僕の体験が、皆さんのポイ活に対する見方、あるいは時間とお金の使い方を考えるきっかけになれば嬉しいです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

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