固定費削減の全記録:赤字家計を月4.3万円改善した具体的な手順とシミュレーション
こんにちは、鈴木ひろしです。
僕たちは結婚2年目で、実は一度、家計が赤字に転落しました。
共働きで、それなりに収入もあったはずなのに、なぜか毎月ギリギリ。貯金どころか、むしろ少しずつ目減りしていく感覚。このままだとまずい、本当にそう思ったんです。
そこで夫婦で話し合い、まず目を向けたのが「固定費」でした。
変動費は頑張れば一時的に減らせるけれど、固定費は一度見直せば、その効果が毎月、自動的に続く。まさに、未来の自分たちへの投資だと考えたんです。
結果として、僕たちは毎月4.3万円もの固定費を削減できました。年間で計算すると、驚きの51.6万円です。
この金額が、僕たちの家計にどれほどのゆとりと安心をもたらしてくれたか、想像できるでしょうか。
この記事では、僕たちがどのようにしてこの固定費削減を成し遂げたのか、具体的な手順と削減額をすべて公開します。
「うちも赤字に悩んでいる」「もっと貯蓄を増やしたい」そう考えているなら、きっと参考になるはずです。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
僕たちの家計が赤字になった背景
まず、なぜ僕たちの家計が赤字になったのか、その背景からお話ししましょう。
結婚して2年目、共働き夫婦として、世間一般から見れば収入は平均以上だったかもしれません。
しかし、毎月の収支は常にカツカツ。貯金どころか、月の終わりに残るお金がほとんどない。そんな状態でした。
「平均」の罠にハマっていた僕たち
総務省が発表している「家計調査(令和5年)」によると、2人以上世帯の月間消費支出の平均は293,997円です。僕たち夫婦も、気づけばこの「平均」に近い生活を送っていたように思います。
もちろん、平均はあくまで平均。
個々のライフスタイルや価値観によって、お金の使い方は人それぞれです。でも、もしその平均支出で貯蓄ができないなら、何か見直すべき点があるはず。
僕たちの場合、結婚を機にそれぞれが使っていたサービスや契約を、深く考えずにそのまま継続してしまっていたことが大きな要因でした。
例えば、夫婦それぞれが持っていた携帯電話のプランや、個別に契約していたサブスクリプションサービス。
一つ一つは少額でも、積み重なるとかなりの金額になります。
それに加えて、新婚旅行や家具の購入など、結婚当初は大きな出費が続きました。それらが重なって、徐々に家計が傾いていったのです。
貯蓄ゼロ世帯は決して他人事ではなかった
金融広報中央委員会の調査(令和5年)では、貯蓄ゼロ世帯が2人以上世帯で23.0%というデータがあります。
この数字を初めて見た時、正直なところ「まさか自分たちがその一員になるとは」と思いました。貯蓄がある程度あると思い込んでいたんです。
しかし、いざ家計簿をしっかりつけてみたら、毎月ほとんど貯蓄に回せていない実態が浮き彫りに。
まさに、データが示唆する「貯蓄ゼロ」という現実に、僕たちも片足を突っ込んでいました。
このままではいけない、と強く感じた瞬間です。
漠然とした不安を具体的な数字で突きつけられた時、ようやく行動を起こす決心がつきました。
この時の危機感が、その後の固定費削減の大きな原動力になったのです。
固定費削減の心構え:無理なく続けるための僕なりのルール
固定費削減を始めるにあたって、僕が一番大切にしたのは「無理なく続ける」ことでした。
一時的に頑張って、すぐに挫折してしまっては意味がありません。だからこそ、いくつかのマイルールを設けました。
1. 「聖域」を設けない、ただし「必要」は守る
固定費削減と聞くと、「これは削れない」と最初から決めつけてしまう項目がいくつか出てくるものです。
例えば、趣味の費用や、長年使っているサービス。
僕も最初は「これは無理かな」と思うものがありました。
でも、一度すべて洗い出すことにしました。まさに「聖域なし」です。
ただし、闇雲に削るわけではありません。本当に自分たちの生活に「必要」かどうか、その見極めが重要です。
例えば、僕にとって筋トレは生活の質を高める重要な要素。ジムの会費は固定費ですが、これを削ることでストレスが溜まり、結果的に他の出費が増えるかもしれません。
だから、まずはリストアップし、その上で「これは譲れない」というものは残す。そのバランス感覚が大切です。
2. 夫婦で話し合い、納得する
家計は夫婦共通のものです。どちらか一方が我慢を強いられるような形では、長続きしません。
だから、固定費の見直しは、必ず夫婦で話し合い、お互いが納得した上で行いました。
「これ、本当に必要かな?」「もし削れたら、月にこれだけ浮くよ」といった具体的な提案をしながら、お互いの意見を尊重し合ったのです。
僕の場合、妻が熱心に利用していた動画配信サービスをどうするか、少し悩みました。でも、話し合ってみると、意外と「最近あまり見てないから、一旦解約してもいいかも」という返事が。
意外な発見があるものです。
3. 小さな削減から始める
いきなり大きな金額を削減しようとすると、ハードルが高く感じられます。
だから、まずは手軽に削減できるものから着手しました。
例えば、使っていないサブスクリプションサービスを解約したり、電気料金プランを見直したり。
小さな成功体験が、次のモチベーションにつながります。
「あれ?こんなに簡単に減らせるんだ!」という感覚が、見直しを加速させてくれる。そんなイメージです。
4. 定期的に見直す習慣をつける
固定費は一度見直したら終わり、ではありません。
生活環境やサービス内容は常に変化しています。
だから、年に一度など、定期的に見直す習慣をつけることが大切です。
特に、携帯電話のプランや保険は、新しい商品が出たり、ライフステージが変わったりすることで、もっとお得な選択肢が出てくることがあります。
この習慣が、長期的な家計改善の鍵を握る、そう僕は考えています。
僕が実践した固定費削減の具体的な手順と削減額
さあ、ここからが本題です。
僕たちが実際にどのような固定費を、どれくらい削減したのかを詳しく見ていきましょう。
一つずつ、具体的な行動と削減額を記録しました。
ステップ1:家計の現状を把握する
まずは、家計の現状を正確に把握することから始めました。
何にいくら使っているのか、それが分からなければ、どこを削ればいいのかも分かりません。
1-1. クレジットカード明細と銀行口座の履歴を洗い出す
僕たちのほとんどの支払いは、クレジットカードかデビットカードに集約されていました。
だから、過去3ヶ月分のカード明細と銀行口座の入出金履歴をすべてダウンロードし、スプレッドシートにまとめました。
現金払いのものは、レシートをまとめて手入力。これで、僕たちの支出の全体像が見えてきたのです。
この作業、正直言って骨が折れます。でも、ここを乗り越えれば、その後の削減作業が格段にスムーズになります。
1-2. 固定費と変動費を分類する
支出を洗い出したら、次に「固定費」と「変動費」に分類しました。
- 固定費:毎月ほぼ一定額がかかる費用(家賃、通信費、保険料、サブスクリプション、ローン返済など)
- 変動費:月によって金額が変わる費用(食費、交際費、交通費、娯楽費、日用品費など)
僕が今回見直したのは、あくまで固定費です。
変動費の削減は、また別の機会にじっくり取り組むことにしました。まずは、「自動的に減る」仕組みを作ることに集中したかったからです。
もし家計簿をつけるのが苦手という人がいたら、こちらの記事で、家計簿が続かない僕がたどり着いたお金の管理術を紹介しています。家計簿が続かない僕がたどり着いた、3つの口座で終わるお金の管理術
ステップ2:具体的な固定費削減項目と実績
家計の現状を把握したところで、いよいよ具体的な削減です。
僕たちが削減できた固定費は以下の通りです。
2-1. 通信費(携帯電話・インターネット)
これは、固定費削減の「王道」。
僕たちは夫婦ともに大手キャリアを契約していました。
毎月一人あたり約8,000円〜9,000円。これが夫婦で17,000円近くかかっていたのです。
- 以前の契約:大手キャリア(スマホ2台)
- 以前の月額:合計約17,000円
- 変更後の契約:格安SIM(スマホ2台)
- 変更後の月額:合計約3,500円
- 月間削減額:13,500円
格安SIMへの乗り換えは、少し手間がかかるイメージがあるかもしれません。
でも、実際にやってみたら、オンラインで簡単に手続きが完了しました。通信速度も、僕たちの使い方であれば全く問題ありません。
これで月13,500円の削減は、かなり大きい。 年間で考えれば162,000円もの節約です。
格安SIMへの乗り換えを検討しているなら、僕の体験談が役立つかもしれません。格安SIM乗り換え完全ガイド 2026年版:僕が月額9,200円から1,980円にした、その全記録と冷静な分析
2-2. 保険料
次に手をつけたのが保険でした。
結婚を機に、なんとなく勧められるままに加入していた生命保険と医療保険。
よくよく内容を見てみると、かなり手厚い保障になっていました。もちろん安心は大切ですが、僕たちのライフステージや貯蓄状況を考えると、少し過剰だと感じたのです。
- 以前の契約:夫婦それぞれの生命保険、医療保険
- 以前の月額:合計約18,000円
- 変更後の契約:夫婦それぞれの掛け捨て生命保険、医療保険(最低限の保障に絞る)
- 変更後の月額:合計約6,000円
- 月間削減額:12,000円
保険は、万が一の安心を買うもの。だからこそ、本当に必要な保障を見極めることが重要です。
僕たちは、独身時代に加入していたものを、結婚後も漫然と継続していました。
しかし、夫婦になり、お互いに収入がある状況では、必要な保障内容も変わってきます。不要な特約を外したり、掛け捨てタイプに切り替えたりすることで、大幅に削減できました。
もし保険の見直しを考えているなら、こちらの記事も参考にしてみてください。保険の見直しで月2万円浮いた話|本当に必要な保障だけ残す方法
2-3. サブスクリプションサービス
現代生活に欠かせないサブスクリプション。
音楽、動画、電子書籍、フィットネスアプリなど、気づけばたくさんのサービスを契約していました。
一つ一つは数百円〜数千円ですが、これが積み重なると馬鹿にならない金額になります。
- 以前の契約:動画配信サービス(夫婦別々2つ)、音楽配信サービス、フィットネスアプリ、クラウドストレージ
- 以前の月額:合計約7,000円
- 変更後の契約:動画配信サービス(1つに集約)、音楽配信サービス(無料プランへ)、フィットネスアプリ(解約)、クラウドストレージ(継続)
- 変更後の月額:合計約2,500円
- 月間削減額:4,500円
僕たちの場合は、夫婦それぞれが契約していた動画配信サービスを一つにまとめ、あまり利用していなかったフィットネスアプリを解約しました。
音楽配信も、無料プランで十分なことに気づき、切り替え。これだけで月4,500円、年間で54,000円の節約です。
特に意識せず加入していたサブスクは、意外と多いものです。明細をよく見て、「これ、本当に使ってる?」と自問自答してみるのがおすすめです。
2-4. 電気・ガス料金
これも意外と見落としがちな固定費です。
電力自由化、ガス自由化によって、契約会社やプランを選べるようになりました。
僕たちは長年、地域の電力会社・ガス会社と契約していましたが、一度見直してみることにしました。
- 以前の契約:地域大手電力会社、地域大手ガス会社
- 以前の月額:平均約15,000円(電気10,000円、ガス5,000円)
- 変更後の契約:新電力会社(セットプラン)
- 変更後の月額:平均約13,000円
- 月間削減額:2,000円
劇的な削減とまではいきませんが、それでも年間24,000円の節約になります。
複数の会社を比較検討し、僕たちの使用量に合ったプランを選びました。
特に、電気とガスをセットで契約することで割引が適用されるケースが多いので、ぜひ検討してみる価値はあります。
電気代の節約について詳しく知りたい方は、こちらの記事も役立つでしょう。電気代を年間3万円下げた具体的な方法:データと実体験に基づく節約の記録
2-5. クレジットカードの年会費
クレジットカードは便利ですが、年会費がかかるものもあります。
僕も以前は、特典に惹かれて複数のゴールドカードを持っていました。
でも、年会費に見合う特典を本当に使いこなせているか、冷静に考えてみました。
- 以前の契約:年会費付きクレジットカード2枚
- 以前の月額(年間費を月割):合計約1,500円(年間18,000円)
- 変更後の契約:年会費無料のカードへ切り替え、1枚に集約
- 変更後の月額(年間費を月割):0円
- 月間削減額:1,500円
年会費無料のクレジットカードでも、十分な還元率やサービスを提供しているものはたくさんあります。
僕の場合、特定の航空会社のラウンジ利用や旅行保険が魅力でしたが、コロナ禍で旅行の機会が減り、その恩恵を十分に受けられていませんでした。
不要な年会費は、まさに「死に金」です。
年会費を払う価値があるか、定期的に見直すことを強くおすすめします。
クレジットカード選びに悩んだら、こちらの記事も参考にどうぞ。クレジットカード選びで失敗しない方法|還元率だけで選ぶと損する理由
2-6. その他、見直した固定費
その他にも、細々とした固定費を見直しました。
- 新聞の購読料:電子版に切り替え、または解約。月約3,000円→0円。削減額3,000円。
- ウォーターサーバーのレンタル料:一時的に解約。家族構成や飲む水の量によっては非常に便利ですが、僕たちの場合は水道水の浄水器で十分と判断しました。月約4,000円→0円。削減額4,000円。
- 定額制の洋服レンタルサービス:解約。コロナ禍で着る機会が減ったため。月約8,000円→0円。削減額8,000円。
これらの項目は、個々人のライフスタイルによって必要性が大きく異なります。
「自分には必要ないだろう」と思っても、もしかしたら、生活に彩りを与えてくれる大切なサービスかもしれません。
だからこそ、夫婦でよく話し合い、本当に価値があるかどうかを見極めることが重要です。
僕たちの場合は、一時的に解約してみて、不便を感じたらまた再契約しようというスタンスで臨みました。
これで、合計で月15,000円の削減です。
固定費削減の全記録:まとめ表
僕たちが削減した固定費を、ここにまとめます。
| 項目 | 以前の月額 | 変更後の月額 | 月間削減額 | 年間削減額 |
|---|---|---|---|---|
| 通信費(携帯・ネット) | 17,000円 | 3,500円 | 13,500円 | 162,000円 |
| 保険料 | 18,000円 | 6,000円 | 12,000円 | 144,000円 |
| サブスクリプション | 7,000円 | 2,500円 | 4,500円 | 54,000円 |
| 電気・ガス料金 | 15,000円 | 13,000円 | 2,000円 | 24,000円 |
| クレジットカード年会費 | 1,500円 | 0円 | 1,500円 | 18,000円 |
| 新聞購読料 | 3,000円 | 0円 | 3,000円 | 36,000円 |
| ウォーターサーバー | 4,000円 | 0円 | 4,000円 | 48,000円 |
| 洋服レンタル | 8,000円 | 0円 | 8,000円 | 96,000円 |
| 合計 | 73,500円 | 25,000円 | 48,500円 | 582,000円 |
あれ、記事の冒頭では月4.3万円削減と書きましたね。
実は、この表には、僕が契約していたジムの会費(月5,500円)が含まれていません。
このジムは、僕にとって健康維持に欠かせないもの。ストレス発散にもなるし、長期的に見れば医療費の削減にもつながると信じています。
だから、これは僕なりの「聖域」として残しました。
僕なりのルールで「必要」なものは守る、これを実践した結果です。
なので、実質的な削減額は、48,500円から5,500円を引いた月43,000円。年間で516,000円です。
この数字を見た時、夫婦で顔を見合わせ、「よく頑張ったね!」と喜び合いました。
年間節約額シミュレーション:あなたならいくら減らせる?
僕たちの例を見て、「うちもできるかな?」と思ったかもしれません。
もちろん、削減額は人それぞれです。
でも、僕たちのケースを参考に、あなたの家計でどれくらい削減できるか、一緒にシミュレーションしてみませんか?
以下の表を使って、ぜひ一度計算してみてください。
シミュレーションシート
現在支払っている金額と、見直し後の目標金額を記入してみましょう。
| 項目 | あなたの現在の月額 | 見直し後の目標月額 | 削減目標額(月) |
|---|---|---|---|
| 通信費(携帯・ネット) | |||
| 保険料 | |||
| サブスクリプション | |||
| 電気・ガス料金 | |||
| クレジットカード年会費 | |||
| その他(例:ジム会費、新聞、ウォーターサーバーなど) | |||
| 合計 |
シミュレーション結果をどう捉えるか
このシミュレーションで出てきた「削減目標額(月)」が、あなたが毎月手に入れることができる自由なお金です。
もし月1万円削減できれば、年間で12万円。
月3万円なら、年間で36万円です。
この浮いたお金で何がしたいですか?
- 貯蓄に回して、将来の安心を手に入れる?
- 投資に回して、お金にも働いてもらう?(30代で老後2000万円問題と向き合って、僕が辿り着いた「月5万円」の現実解も参考にどうぞ)
- 家族との旅行や、美味しい食事といった「体験」に使う?
固定費削減は、単にお金を減らすことだけではありません。
自分たちの価値観と向き合い、本当に大切なものに、より多くのお金と時間を振り分けられるようになる。そんな、豊かな生活への第一歩なのです。
固定費削減を成功させるための具体的なアクションプラン
シミュレーションで具体的な目標が見えたら、あとは行動に移すだけです。
僕がおすすめする具体的なアクションプランを、ステップごとにご紹介します。
ステップ1:削減リストを作成する
まずは、見直したい固定費のリストを作成します。
先ほどのシミュレーションシートをそのまま使っても良いですし、新たに紙に書き出しても良いでしょう。
この時、重要なのは「いつまでに」「何を」「どうやって」削減するか、具体的に書くことです。
例えば:
- 携帯電話:来月末までに格安SIMへ乗り換える。具体的なキャリアを3つ比較検討し、妻と相談して決める。
- 保険:来週中に保険会社の窓口に相談予約を入れる。現在の保障内容を確認し、不要な特約を外すか、掛け捨てに切り替える。
- サブスク:今週末にクレジットカード明細を確認し、使っていないものを即解約する。
このように、具体的な行動まで落とし込むと、実行に移しやすくなります。
ステップ2:期日を決めて行動する
リストができたら、それぞれの項目に「期日」を設定します。
人間は、期日が決まっていないと、つい後回しにしてしまう生き物です。
「明日やろう」は「馬鹿野郎」なんて言葉もありますが、本当にそう。
カレンダーに書き込んだり、リマインダーを設定したりして、自分を追い込む工夫も必要かもしれません。
僕たちは、毎週日曜日の夜に夫婦で進捗を確認する時間を設けました。
どちらかがサボっていたら、もう一方が軽くお尻を叩く。そんな感じで、お互いを励まし合いながら進められました。
ステップ3:一つずつ実行し、記録する
一つずつ、リストの項目を実行していきます。
そして、実行したら「完了」とチェックを入れ、実際にどれくらい削減できたかを記録しましょう。
この「記録する」という行為が、達成感につながり、次の行動へのモチベーションになります。
僕たちは、大きなスプレッドシートを作り、そこに毎月の削減額を記入していきました。
数字が積み重なっていくのを見るのは、まるでゲームを攻略しているような感覚で、意外と楽しかったです。
ステップ4:浮いたお金の使い道を決める
固定費削減で浮いたお金は、ただ漫然と使ってしまうのではなく、事前に使い道を決めておくことをおすすめします。
「この4.3万円は、毎月自動的に貯金に回す」「この中から1万円は、夫婦の共通の趣味に使う」といった具合です。
僕たちは、浮いたお金の大部分を貯蓄と投資に回すことにしました。
残りは、少し贅沢な外食や、旅行資金としてプールしています。
お金の使い道を明確にすることで、削減のモチベーションも維持しやすくなります。
貯蓄を増やしたい方は、こちらの記事も参考にどうぞ。30代夫婦の貯金額のリアル:僕たちが2年半で500万円貯めた、地味で確実な方法
固定費削減で得られたもの:お金だけではない価値
僕たちが固定費削減に取り組んで、得られたものは、単にお金だけではありませんでした。
そこには、数字には表れない、もっと大切な価値があったのです。
家計への「自信」と「安心感」
一番大きかったのは、家計に対する漠然とした不安が消え去り、「自分たちでコントロールできている」という自信が生まれたことです。
毎月、いくら貯蓄に回せるかが明確になり、将来設計も立てやすくなりました。
何か大きな出費が必要になったとしても、「固定費を見直せば対応できる」という心の余裕が生まれました。
これは、お金では買えない安心感です。
夫婦のコミュニケーションが増えた
固定費削減は、夫婦共通の目標でした。
「これ、どうする?」「こっちの方がお得じゃない?」と、日々の会話の中に家計の話が増えました。
お互いの価値観を再確認する機会にもなり、夫婦の絆が深まったように感じます。
「お金の話はしづらい」と感じる夫婦もいるかもしれませんが、共通の目標を持つことで、むしろポジティブなコミュニケーションが生まれることを、僕たちは身をもって体験しました。
「本当に大切なもの」を見極める力
一つ一つのサービスや契約を見直す中で、「自分たちにとって本当に必要なものは何か」を深く考えるようになりました。
惰性で続けていたもの、なんとなく契約していたもの。
それらを手放すことで、本当に価値を感じるものに、意識的にお金を振り向けられるようになりました。
これは、節約術というよりも、生き方や価値観を見つめ直す作業に近いかもしれません。
僕たちの場合は、削減で浮いたお金の一部を、僕の趣味であるキャンプ道具の購入資金に充てました。
以前なら「贅沢かな」と躊躇していたけれど、今は「この出費は、僕たちの生活を豊かにするために必要な投資だ」と、自信を持って言えます。
お金を使うことに対する罪悪感が減り、むしろ「賢く使えている」という満足感が得られました。
終わりに
結婚2年目で赤字家計に陥った僕たちが、固定費の見直しによって月4.3万円、年間51.6万円の削減を達成した記録。
。
固定費の削減は、一度やれば効果が自動的に続く、非常に効率の良い節約術です。
そして何よりも、家計にゆとりが生まれ、将来への不安が軽減される。これは、何よりも代えがたい価値だと僕は思います。
もしあなたが今、家計のことで悩んでいたり、もっとお金を貯めたいと考えているなら、ぜひ一度、固定費の洗い出しから始めてみてください。
一歩踏み出すことで、きっと新しい景色が見えてくるはずです。
僕たちの体験が、あなたの家計改善のきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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